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by kick717
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香港記:乗り物デー

香港記:乗り物デー_b0049578_13153647.jpg「今日は乗り物デー」という日があった。
ヨガが終わった夕方からの数時間で、香港名物トラム、2階建てバス、スター・フェリー、ピークトラムに連続して乗車

旅先で乗り物に乗ると、なぜかチビッコ並にワクワク

←トラムの2階から銅鑼湾方面を振り返る


トラムは香港島を東西に走る路面電車。2階建ての小さな車体いっぱいに広告が大きくペイントされており、見ているのも楽しい。停留場には必ず止まるし、路線が単純なので、バスと違って安心。でも降りたいエリアが近づいたら、じわじわ出口に近づかないと降りそびれるから要注意。あと冷房がないので、暑い時間帯に乗るとぐったりかもね。運賃はHK$2均一(30円くらい)。

香港記:乗り物デー_b0049578_13155513.jpg銅鑼湾から、Kおすすめのトラム路線・北角(ノースポイント)行きに乗車。北角は私が泊まっていた銅鑼湾から地下鉄で東に3つめの町。街が「繁華街」から「生活圏」へと変化していく様子がおもしろかった。終点の北角では、トラムが狭い商店街を通り抜けていく。この商店街は、八百屋、肉屋、魚屋と、生活に密着した店が並び、新鮮。

北角の商店街→


香港記:乗り物デー_b0049578_1316132.jpgそして北角から2階建てバスに乗り、湾仔のスター・フェリー乗り場まで移動。香港はバス路線が充実。路線も本数も多く、絶対憶えきれない。さらにミニバスという乗り合いバスと路線バスを足して2で割ったような乗り物もある。ミニバスはKでも「よーわからん」そうだ。

←バス2階の一番前からの光景



香港島の道路は、トラム、バス、ミニバス、タクシー、一般車が入り乱れ、すごいことに。よくトラムとバスがぶつからないなあ、と感心する。トラムもけっこう本数が多いのだ。バス同士も車間距離がハラハラするほど短かったりする。

2階建てバスは、最初混んでて2階に上がれなかった。「2階の一番前が楽しいんだけどなあ」とK。途中人がどばっと降りたスキに階段を上る。すると、一番前の席が1つだけ空いていた。横は子供。日本と同じだね。私が座らせてもらい、視界のいい高い目線からの路面を見ながら、短い旅を楽しんだ。

香港記:乗り物デー_b0049578_13163060.jpg香港記:乗り物デー_b0049578_1316398.jpgスター・フェリーは香港島と九龍を結んでいる。通勤通学の足になっている生活に密着した船だ。これも乗車賃は安く、だいたい30~40円くらい。わずか10分程度の船旅だが、香港島のビル群を一望できて気持ちがいい。夜はもちろん夜景もきれいだ。船内は木が基調のレトロな感じで落ち着いてていい。

右:スター・フェリーの「はたらくおじさん」。ちゃんとセーラーカラーの制服着用。
左:椅子に星柄が。かわいい。
↑気に入ったので4日目にも再び乗船。そのときの写真。

湾仔から尖沙咀に渡り、海沿いの遊歩道から「シンフォニー・オブ・ライツ」を鑑賞。これは毎日8時から行われる、ビルを使った光のショー。香港島の高層ビルがそれぞれ違う光で飾られ、屋上からレーザー光線が飛び交う。ふつうのオフィスビルがこうれを毎日やってるのはすごいねえ。補助金とか少しは観光局から出ているとは思うが費用もけっこうかかりそう。

再びスター・フェリーに乗り、今度は中環まで。中環の港はピッカピカでちょっとしたショッピングエリアになている。近くにifcモールという巨大ショッピングモールもある。モールでさくっとご飯を食べて、タクシーでピークトラムの駅へ。

香港記:乗り物デー_b0049578_13165558.jpgピークトラムとは、香港の街が一望できる山・ビクトリアズ・ピークへ上る「プチ箱根登山鉄道」的電車。明治末期ごろからあるらしいのだが、現在まで無事故という。驚いたのは、直線的に一気に上っていくこと。ブラジルのキリスト像の丘にいく電車だってジグザグだった。帰りは椅子の方向は逆のまま猛スピードで急降下していくのでけっこうスリリングだ。

←これは4日目再びビクトリアズピークに上ったときの写真。
by kick717 | 2007-06-17 13:19 | 香港記