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SURE, YOU CAN GOね!


by kick717
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香港記:上環~ミッドレベレルエスカレーター

上環「羅富記粥麺家」で早めの昼食の後、歩いて文武廟へ向かう。午前中時点すでに相当暑かったのだが、昼に突入し気温は日差しはどんどん強くなる。粥を食べたせいもあり滝のような汗。

しかも汗ふくタオルも日焼け止めもホテルに忘れてくる。あっというまに化粧は流れ落ち、紫外線浴びまくり。香港は紫外線がかなり強いらしく、新聞のお天気欄の紫外線警報は「0」~「11以上」の12段階で、ほぼ毎日「11以上、極高」とあり、恐ろしい。

香港記:上環~ミッドレベレルエスカレーター_b0049578_1218459.jpg香港記:上環~ミッドレベレルエスカレーター_b0049578_12181366.jpgさらにこのあたりは坂の町。けっこう急な坂を上っていると汗はさらに倍増。文武廟に着くころにはけっこうぐったりしてしまった。








香港記:上環~ミッドレベレルエスカレーター_b0049578_1237714.jpg文武廟は文昌帝と関帝が祀られている小さいお寺。中には平日の昼間にもかかわらず、熱心にお参りしている地元の人々がけっこういる。長いお線香を買い、見よう見まねでお参り。中にはバラのアウトレット線香が置いてあり、「ご自由にどうぞ」ともある。天井には円錐型のうずまき状のお線香がたくさん下がっている。赤い札に願いごとを書くようだ。



香港記:上環~ミッドレベレルエスカレーター_b0049578_12352089.jpg香港記:上環~ミッドレベレルエスカレーター_b0049578_12195182.jpgいろんなえらい人の像が並ぶ中、なぜか小さいおじさんが。誰










香港記:上環~ミッドレベレルエスカレーター_b0049578_12343281.jpgそのまま前のハリウッドロードを中環(セントラル)方向に歩く。このあたりはアンティックショップが多い。高そうな仏像売ってる店が多い。リチャード・ギアみたいな人が豪邸に飾るんだろうなあ。その間にやたらスタイリッシュ系なレストランやらバーなどがぽちぽち。

ひたすら歩くとミッドレベル・エスカレーターにぶつかる。これは全長800mの「終わりなき江ノ島エスカー」といった趣。昔ヒットした映画『恋する惑星』にも出てきたスポット。観光客も大勢乗っている。よーわからんが一応乗ってみることに。まわりにはスタイリッシュ系の飲食店やらニューエイジショップやらが並ぶ。オープンエア席でワインなぞ飲んでいるのはたいてい西洋人。途中、日本では大行列ができて話題のクリスピー・クリーム・ドーナツがあったが、店内はガラガラだった。

一体どこまで続くんだろう、という興味で乗り継いでいくが、まったく先が見えない。これは基本的に、山の上に住んでいる人のために作られた交通手段なのだ。そのうち観光客はどんどん減っていく。このエスカレーター、下りはない。ちなみに朝の時間帯は下りに変わるそうだ。しかし朝下って夜上る、というサイクルに合わない人はさぞかしタイヘンだろう。あと、忘れ物に気付いても戻りたくないよな。

さすがにもう頂上?と思っても、まだまだある。下りを思うと憂鬱になり引き返すことにした。下の方に戻ったときにはぐったり。セブンイレブンに駆け込み、マンゴージュースを買い一気に飲み干す。ガイドブックによると近くに泰昌餅家というエッグタルトのうまい店があったはずなんだが、うまく見つからず。結局今回の滞在で、エッグタルトはタイミングが合わず食べられなかった。残念。

外にいるだけで暑くて仕方ないので、そのまま中環駅方面まで下り、ランドマークというショッピングモールに避難。効き過ぎの冷房がちょうどいい。早くも毛穴感覚が地元に同化。中に「Three Sixty」というクイーンズ伊勢丹みたいな感じのスーパーを発見。オーガニック系のスーパーらしい。フードコートもこじゃれてる。

コーヒーでも飲むか、と思ったが「さっきの粥より高いじゃん……」と躊躇してしまう。この後、私の現地での金銭感覚は、「粥」(HK$20)と「ホテル代」(HK$250)に支配される。なにかの値段を見るたびに「粥より高いじゃん」「ホテル代より高いじゃん」と比べてしまうのだ。

↑ミッドレベルエスカレーター以降写真ないな。暑くてバテてたのと、東京にいくらでもあるようなコジャレ系ショップに興味がなかったせいか。
by kick717 | 2007-06-16 12:26 | 香港記